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滞日ベトナム難民の『定住化』促進のための支援方法-3カ国の国際比較をつうじて

研究課題

研究課題/領域番号 16K04190
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会福祉学
研究機関東洋大学

研究代表者

荻野 剛史  東洋大学, 社会学部, 准教授 (00410861)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワードソーシャルワーク / ベトナム難民 / 定住化 / 統合 / スウェーデン / 難民
研究成果の概要

本研究では、日本在住のベトナム難民(滞日ベトナム難民)の「定住化」促進のための支援方法を開発することを目的としている。このためスウェーデン在住のベトナム難民に対してインタビュー調査を行った。調査では「定住化」をより具体的に表す「統合」という概念を用いた。
調査結果の分析から、スウェーデン在住のベトナム難民は、スウェーデンの生活において、20の概念から成る6つのカテゴリーに分類可能な「統合」に関する経験をしていたことが明らかになった。
本調査の結果及び先行研究から、滞日ベトナム難民の「定住化」促進のための支援として、サポート体制に関する再検討と、社会への啓発活動の必要性を指摘した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

移民を多数受け入れて、かつ人道的な扱いをしているスウェーデン在住のベトナム難民の生活の様相と彼らの「統合」の促進要因と阻害要因を明らかにし、さらに先行研究との比較をつうじて滞日ベトナム難民の生活の様相との相違を指摘したことである。また調査結果を踏まえ、今後滞日ベトナム難民の「定住化」のために必要な支援方法を言及した点が、本研究の成果における学術的意義や社会的意義である。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 2018 2017

すべて 雑誌論文 (3件) (うちオープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] 難民の「統合」に対する促進要因・阻害要因―スウェーデン在住のベトナム難民の経験から―2019

    • 著者名/発表者名
      荻野剛史
    • 雑誌名

      東洋大学社会学部紀要

      巻: 56(2) ページ: 59-96

    • NAID

      120006621766

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [雑誌論文] インドシナ難民の生活の様相2018

    • 著者名/発表者名
      荻野剛史
    • 雑誌名

      保健の科学

      巻: 60(9) ページ: 608-612

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [雑誌論文] 難民問題における統合概念の検討(研究ノート)2017

    • 著者名/発表者名
      荻野 剛史
    • 雑誌名

      東洋大学社会学部紀要

      巻: 55(2) ページ: 67-75

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • オープンアクセス

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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