研究課題/領域番号 |
16K04193
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
|
研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
山田 祐子 日本大学, 文理学部, 教授 (90248807)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 高齢者虐待 / 虐待 / 検証 / 死亡 / 介護殺人 / ソーシャルワーク / 地域包括支援センター / 権利擁護 / 死亡事例 / 評価 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、高齢者虐待による死亡事例等について、その「評価と検証にかかわる体制整備」に焦点を当て、その理論と方法の研究開発を行うことである。 2019年度において、それまでの調査研の成果を踏まえ、全国の都道府県(悉皆調査)、政令市本庁(悉皆調査)、市区町村(悉皆調査)の高齢者虐待防止主管課および、全国の地域包括支援センター約2000か所に、郵送による質問紙調査を実施した。調査項目の概要は、①プロフィールと取り組み状況、②検証方法について、③死亡事例等の概況、④死亡等の事例、である。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
誰もが迎える高齢期における虐待の存在は、国民の生活を脅かしている。2006年「高齢者虐待防止法」施行後、国による大規模調査が行われ、虐待の概要はある程度明らかにされ、支援の方法論も「高齢者虐待対応ソーシャルワークモデル」が構築された現在において、学術的貢献で最も求められているのは、死亡事例等の「評価」と「検証」であり、その方法の開発および都道府県、市区町村における体制整備が急務となっている。本研究では、「高齢者虐待による死亡事例等の評価と検証にかかわる体制整備」に焦点を当て、その理論と方法の研究開発をテーマとし、全国調査を実施し、得られた調査データから、貴重な知見を得ることができた。
|