研究課題/領域番号 |
16K04213
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 日本福祉大学 |
研究代表者 |
朴 兪美 日本福祉大学, 福祉社会開発研究所, 准教授 (10533383)
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研究分担者 |
穂坂 光彦 日本福祉大学, アジア福祉社会開発研究センター, 研究フェロー (10278319)
平野 隆之 日本福祉大学, 社会福祉学部, 教授 (70183580)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 地域福祉 / まちづくり / 媒介 / コミュニティ / 中間組織 / 地域福祉行政 / コミュニティマネジメント / メタ現場 / コミュニティワーク / 融合 / 人材養成 / 媒介空間 / 福祉生態系 / コミュニティ組織化 / 中間スペース |
研究成果の概要 |
本研究では、地域福祉とまちづくりが融合し相乗的に進む媒介領域を「中間スペース」と仮説的に設定し、その媒介メカニズムの究明を推進した。その結果、コミュニティが形成されるプロセスに伴い、地域福祉とまちづくりが媒介されることを明らかにし、中間スペースを「媒介空間」として位置づけた。その媒介は、地域福祉とまちづくりの相補的関係と、そこに係わる様々な主体の動的均衡関係(官民協働等)とが、つなぎ合わせられる構造として進めることができる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
福祉の制度的アプローチの限界から、コミュニティアプローチが注目されてきたものの、その具体的な方策は明確に示されていない。本研究では、地域福祉とまちづくりという、コミュニティをキーワードとする具体的な領域を取り上げ、さらに両方の「媒介空間」を示すことで、福祉のコミュニティアプローチをより明確に示すことができた。地域づくりが福祉政策の一つのキーワードとなっている今日、本研究の成果は、福祉と地域づくりの融合的な推進策に示唆を与えることができる。
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