研究課題/領域番号 |
16K04219
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 大阪大谷大学 |
研究代表者 |
神部 智司 大阪大谷大学, 人間社会学部, 教授 (10342164)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 介護老人福祉施設 / ケア機能 / 地域連携 / 地域貢献活動 / 地域包括ケアシステム / 連携 / 地域支援 / 高齢者福祉 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、介護老人福祉施設におけるケア機能を活用した「地域連携への取り組み(地域貢献活動)」とその関連要因について明らかにすることである。各施設の地域連携担当職員を調査対象として自記式質問紙を用いた郵送調査を行い、回収されたデータを用いて重回帰分析を行った。その結果、「地域貢献活動への意向や体制づくり」および「地域の関係機関・団体との連携状況」が「地域連携への取り組み(地域貢献活動)」を促進するための重要な要因であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、2016年3月の社会福祉法改正により社会福祉法人に対して「地域における公益的な取組」が責務として規定されたなかで、社会福祉法人が運営する介護老人福祉施設の地域連携への取り組みとその促進要因について実証的に解明したことに学術的意義がある。具体的には、介護老人福祉施設が「地域貢献活動への意向や体制づくり」と「地域の関係機関・団体との連携」に積極的に取り組む必要があることを明らかにした。また、このような取り組みによって、介護老人福祉施設と地域住民との連携が強化されるとともに、地域の福祉力向上にも寄与することを明らかにしたという点において社会的意義を有している。
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