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近代神戸において社会事業の展開に寄与した人物に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K04231
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会福祉学
研究機関神戸女子大学

研究代表者

小笠原 慶彰  神戸女子大学, 健康福祉学部, 教授 (00204058)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
キーワード社会事業主事 / 小田直蔵 / 慈善学校 / 女紅場 / 福原女学校 / 地方社会事業職員制 / 神戸又新日報 / 待遇職員 / 社会事業 / 近代神戸
研究成果の概要

昭和戦前期の神戸で活躍した小田直蔵は、兵庫県県社会事業主事に任命されている。社会事業主事とは、「地方社会事業職員制」によって定められた職制だが、社会福祉史の分野でもよく知られていない。
慈善学校の研究は、日本史、日本教育史、社会福祉史の空白部であるという(戸田『明治初期の福祉と教育』)。慈善学校に関する研究書としては、坂本等『近代女子教育の成立と女紅場』がある。しかし、神戸の福原女学校については曖昧にしか記述されていない。
これらの成果を論文にまとめ学会誌に投稿予定であったが、未投稿のままである。したがって研究期間終了後にこれらの成果を学会誌で発表予定である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

研究代表者(小笠原)は、社会事業に関して一般には良く知られていない人物がどう貢献したか、それを支援した人物はどのような人たちかを明確にする研究を行ってきた。
今期の研究における主要な研究成果としては、①昭和戦前期を通して兵庫県社会事業主事であった小田直蔵を知るための前提として、社会福祉史において明確にされていない「社会事業職員制」(社会事業主事を定めた勅令)の実際を明らかにしたこと、②明治期の神戸に存在した「福原女学校」の女紅場としての機能に注目し、その学校を運営した人物の存在をクローズアップしたことである。
このような人物や実践を知ることで、現代社会福祉思想を深化させる意義があった。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018 2017

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 女紅場としての福原女学校の実態について-『神戸又新日報』等の新聞記事を史料とした一考察-2018

    • 著者名/発表者名
      小笠原慶彰
    • 学会等名
      関西社会福祉学会2017年度年次大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 地方社会事業職員制の検討-人物としての社会事業主事(補)研究の手がかりとして2017

    • 著者名/発表者名
      小笠原慶彰
    • 学会等名
      関西社会福祉学会2016年度年次大会
    • 発表場所
      関西学院大学(兵庫県西宮市)
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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