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乳児院の一時保護におけるリスクマネジメントプログラムの開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K04239
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会福祉学
研究機関筑紫女学園大学

研究代表者

益満 孝一  筑紫女学園大学, 人間科学部, 教授 (40296372)

研究分担者 西原 尚之  筑紫女学園大学, 人間科学部, 教授 (50316163)
稲富 憲朗  福岡女学院大学, 人間関係学部, 講師 (60636611)
潮谷 恵美  十文字学園女子大学, 人間生活学部, 教授 (70287910)
猪谷 生美  久留米大学, 医学部, 講師 (70331808)
浦田 英範  西南学院大学, 人間科学部, 教授 (70461663)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード一時保護 / 乳児院 / 一時保護児 / 児童虐待 / リスクマネジメント / 要保護児 / 社会福祉関係 / こども福祉 / リスクマネジメントプログラム
研究成果の概要

近年、急増する乳幼児虐待において、乳児院の「一時保護」の役割と機能は重要である。そこで全国の乳児院にアンケート調査を実施した。乳児院では「一時保護」が365日24時間体制で実施されており、乳幼児の安心安全や生命の保障などに重要な役割を担っていることが示唆された。また、乳幼児の保護者への支援も行われていることが明らかになった。
また、一時保護された乳幼児にとって、その保育者との保育関係は重要である。一時保護を担当した保育士を対象としたアンケート調査を行った。アレルギー、感染症など情報が少ないなかで、適切なケアを提供する上で高い専門性が求められることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

乳児院の「一時保護」は、医療を必要としないが、乳幼児の生命継続の危機的状況といえる状況といえる。いわば、急性期、事例によっては救命救急的対処が必要と言って過言でない。本研究では「一時保護」における乳児院の機能と役割について明らかにした。また、一時保護を担当した保育士を対象として、「一時保護児」への支援のあり方を明らかにした。この調査では、要保護児の抱えるリスクについて,①夜間など緊急保護等で母子手帳も無く出生・育成歴等の情報不足,②被虐待児等のケア困難,③感染症の感染リスク等の現状と課題について明らかにした。これらより、乳児院における「一時保護」のリスクの対策と緩和について成果が得られた。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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