研究課題/領域番号 |
16K04240
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 西南女学院大学 |
研究代表者 |
荒木 剛 西南女学院大学, 保健福祉学部, 准教授 (90465766)
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研究分担者 |
本郷 秀和 福岡県立大学, 人間社会学部, 教授 (90405556)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 地域包括支援センター / 社会福祉士 / 住民主体 / 地域支援 / 地域福祉 |
研究成果の概要 |
本研究では、地域包括支援センターの社会福祉士に焦点を当て、住民の主体形成を図る実践について検討してきた。本研究を通じて、その実践は社会福祉士の地域支援として取り組まれ、住民との合意形成や他の機関・事業所との連携を担保しながら展開していることが明らかとなった。しかし一方で、住民の当事者意識の涵養や福祉活動を担うリーダー確保等の課題が存在し、いまだ十分に取り組めていない現状にあった。こうした中、その実践を促進するためには、社会福祉士の人員配置の充実や地域支援を担う他職種との連携体制の構築が、ポイントの1つになると推察された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域包括ケアシステムの構築においては、地域のインフォーマル資源として住民の主体形成を促し、高齢者の多様かつ複雑な生活課題に対応できる地域づくりが重要な課題となる。本研究では、地域包括支援センターの社会福祉士に焦点化し、住民の主体形成を図る実践の具体的展開と課題を明らかにするとともに、その促進のための組織体制や仕組みを考察した。このことは、今後の地域包括ケアシステム構築の実効性を高めると同時に、その中核機関である地域包括支援センターの機能強化およびそこに配置される社会福祉士の実践力の向上に寄与すると考える。
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