研究課題/領域番号 |
16K04247
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
|
研究機関 | 静岡県立大学短期大学部 |
研究代表者 |
天野 ゆかり 静岡県立大学短期大学部, 短期大学部, 講師 (60469484)
|
研究分担者 |
比留間 洋一 静岡大学, 国際連携推進機構, 特任准教授 (30388219)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | アジア / 外国人介護人材 / 日本式介護 / 高齢者 / 技能移転 / 高齢者ケア / 介護人材 / 人材育成 / 外国人 / ベトナム / タイ / EPA / 日本の介護 / 介護 / 技能実習 / 看護 / 介護人材養成 / 介護教育 / 人材交流 / アジア介護学 |
研究成果の概要 |
世界で最も高齢化が進展する日本の高齢者介護は、「介護保険」という公的制度のもと実施されている種々のサービスが中心となっており、それに基づき実施している日本のサービスの特徴や福祉機器等の活用は、その条件、環境の中で醸成されている。 アジア各国で高齢化が急速に加速しているものの、それぞれの国や地域の特徴があり、日本の介護をそのまま技能移転しても現地の実情に合わないため、ローカライズが必要であること、そしてそれぞれがもつケアの力や強みに注目しながら、互いに学びあい、相互交流を活発化させることの重要性を指摘した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、EPAにより、日本で介護福祉士を目指して就労研修を受けいている外国人や技能実習により日本の介護現場で働いている人、介護福祉士養成施設に入学した留学生などへのインタビューを実施し、日本の介護を学び、経験して感じたこと、出身国との違いなどの意見をまとめた。また、人材の送り出し国である、ベトナム、インドネシア、中国、タイなどの政府関係者、業界団体、教育機関のキーパーソンとの意見交換を繰り返し、それぞれの国の高齢者ケア政策、人材育成などの課題について検討した。 これらの成果を共有することで、送り出し国および我が国の介護人材の専門教育や、高齢者ケア政策への反映が期待できる。
|