研究課題/領域番号 |
16K04292
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
安藤 智子 筑波大学, 人間系, 教授 (90461821)
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研究分担者 |
塩崎 尚美 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (30350573)
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研究協力者 |
関 博之
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 親の抑うつ / ネガティブ感情 / 感情制御 / 縦断研究 / 交差遅延モデル / 抑うつ / 感情の社会化 / 夫婦関係 / 子どもの行動 / 子育て / ネガティブ感情の統制 / 養育態度 / 両親の抑うつ / 小学生 / アタッチメント / 適応 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、幼児期後期から小学校1年までの3年間の母親、父親の抑うつ、養育態度、子どもの感情・行動上の問題の関連について検討することであった。子どものネガティブ感情への対応を測定するために、Coping with Children’s Negative Emotions Scale;以下CCNESと略す(Eisenberg & Fabes, 1994)の日本語版を作成し、米国データとの測定不変性の検討を行った。 5歳から7歳にかけて遅延交差モデルで検討した結果、母親においてネガティブ感情への対応と子どもの感情・行動の問題との相互の関係が認められた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
幼児期後期、児童期の子どもの感情・行動制御の問題と子どものネガティブ感情への対応の関係を、縦断データから明らかにしたことは学術的意義がある。また、5-7歳の子どもネガティブ感情への対応と1歳時の親の内的表象との関連を見いだしたことは、アタッチメントと養育態度との関連を考察し、親への介入を行う上で参考になる社会的意義がある。さらに、米国データとの比較を行ったことも学術的意義がある。
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