研究課題/領域番号 |
16K04304
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 福岡教育大学 |
研究代表者 |
松尾 剛 福岡教育大学, 教育学部, 准教授 (50525582)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 協同学習 / 身体動作 / 説明を通じた学び / 相互作用 / 説明 / 感情・情動 / 身体 / 感情 / 教室談話 |
研究成果の概要 |
本研究では説明中の身体の動きと説明を通じた学習との関連性について探索的に検討した。大学生を対象として,説明中の頭や手などの動きを測定し,説明内容についての記憶成績との関連性を分析した。全般的には両者の間に明確な関係性は示されなかった。一方で,関係性の強さにはかなりの個人差があることが示唆された。特に強い関連性を示した実験参加者について説明の内容などを視点に加えて分析を行った結果,説明中にいいよどみが生じている場面では,頭部の動きが抑制されるといった様子が見られ,体が動くことよりも,むしろ動かないことが,説明者の自己省察的な思考を反映している可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,他者に自分の考えを説明する際に生じる身体の動きと説明内容の理解との関係を探索的に検討した。現在,様々な場面で他者との対話を通じた学習の充実が求められている。そのための学習環境をデザインしていく上で重要な問題の一つが,学習過程や成果をいかに分析,評価するかである。これまでは,学習者の発言が主な分析対象であった。そのような観点に加えて,相互作用中の身体の動きに注目して,学習における機能を明らかにしようと試みることで,他者との対話による学習過程についてより精緻な分析を行うための示唆を得ることができた。
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