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児童の「注視・傾聴」行動による授業理解プロセスの解明とその評価システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 16K04320
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 教育心理学
研究機関岐阜聖徳学園大学

研究代表者

安藤 史高  岐阜聖徳学園大学, 教育学部, 教授 (70390036)

研究分担者 小平 英志  日本福祉大学, 子ども発達学部, 教授 (00442228)
布施 光代  明星大学, 教育学部, 教授 (10454331)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード積極的授業参加行動 / 「注視・傾聴」行動 / 学業達成 / 行動指標 / 教育系心理学 / 授業 / 児童
研究成果の概要

本研究の目的は,授業中の「注視・傾聴」行動が授業理解・学業達成に及ぼす効果を検討し,「注視・傾聴」行動を把握・評価する方法について検討することであった。
授業観察データを分析した結果,自己報告式の質問紙調査による「注視・傾聴」得点は,教師の指示に従って資料に目をやること,周囲の児童と授業とは関係のないやり取りをすることとの関連がみられ,資料を読むことや注目や他の児童とのやり取りに注目することで,「注視・傾聴」の程度を効果的に把握できると考えられる。
また,「注視・傾聴」行動を把握するための顔向き計測システムを開発し,「注視・傾聴」行動を評価するための方法について検討した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

従来,授業に対する積極的参加を評価する視点として,挙手や発言などの行動が焦点化されることが多かったが,より動機づけとの関連が強い「注視・傾聴」行動に着目することで,高い動機づけを持っている児童を見過ごすことなく評価することが可能となる。
しかし,「注視・傾聴」行動は客観的な把握が困難であるため,評価へ反映されない場合もあるという指摘があった。本研究の結果からは,「注視・傾聴」行動を把握・評価するための観点およびITシステムを提案することで,今後の児童の関心・意欲・態度面での評価に対しての示唆を与えることができたと考えられる。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2018

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 主体的・能動的学びとしての児童の「注視・傾聴」行動2019

    • 著者名/発表者名
      布施光代
    • 学会等名
      教育心理学会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 児童の積極的授業参加に関する研究(31) ー注視・傾聴傾向と授業内行動の関連ー2018

    • 著者名/発表者名
      小平英志・安藤史高・布施光代
    • 学会等名
      日本教育心理学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書 2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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