研究課題/領域番号 |
16K04326
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 大阪産業大学 |
研究代表者 |
西口 利文 大阪産業大学, 全学教育機構, 教授 (70343655)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | グループディスカッション / 学校教育 / セルフマネジメント / 教育系心理学 / コミュニケーションスキル / 道徳教育 |
研究成果の概要 |
本研究は,グループディスカッションを通じてコミュニケーション力などの能力を高める学校教育プログラムの開発を念頭に置いたものである。グループディスカッションが学校教育に効果的に機能するための留意点である,「グループディスカッションの参加者の構成」および「適切な学習課題の準備」に特に焦点を当てた検討を行った。 本研究では,以下の2つの知見を示した。(1)グループディスカッションの参加者の特性によって,発言の内容に特徴が現れる。(2)教科や単元を踏まえて教師が独自に開発するグループディスカッションの学習課題は,深い認知過程を学習者にもたらすことを促す可能性をもっている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は,義務教育段階の学校教育のもと,グループディスカッションを導入を通じて,児童生徒にコミュニケーション力をはじめとした能力を育むことが可能であること,そしてそうした機会は幅広い教科や単元で実践しうることを示した。次期学習指導要領に示されるとおり,「主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善」が期待される中,グループディスカッションという活動の学校教育の場での活用の可能性について,実証的な知見を積み上げたことに,本研究における学術的および社会的意義を指摘することができる。
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