研究課題/領域番号 |
16K04328
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 追手門学院大学 |
研究代表者 |
石王 敦子 追手門学院大学, 心理学部, 教授 (80242999)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | バイリンガル / 自伝的記憶 / 言語発達 / ストループ課題 |
研究成果の概要 |
二言語環境での子どもの言語発達の様相について、主として言語的背景に着目しながら、バイリンガル国家での研究を中心に文献で検討した(研究1)。日本在住の日本語-英語バイリンガルについて、英語と日本語の手がかり語を用いて、それによって思い起こされる自伝的記憶を調べた。その結果、英語の手がかり単語は、日本語の記憶よりも英語の記憶をより多く思い出させる可能性が示唆された。しかし、言語的背景とも関わらせながら、さらなる議論が必要であろう(研究2)。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
成人のバイリンガル研究は、北米や欧州などのバイリンガル国家が中心となって行われてきており、実験参加者の第二言語熟達度が非常に高く、日本では、そのまま結果を適用することが難しい。日本語を使用しているバイリンガルの認知モデルの構築が必要であるが、本研究は、そのモデルを構築するための基礎的資料となるだろう。
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