研究課題/領域番号 |
16K04332
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
安永 悟 久留米大学, 文学部, 教授 (60182341)
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研究協力者 |
平上 久美子
中村 桂一郎
小松 誠和
増井 沙奈江
岡田 範子
太田 啓介
石丸 文敏
石山 信幸
須藤 文
鹿内 信善
長田 敬五
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | アクティブラーニング / 協同学習 / LTD話し合い学習法 / LTD授業モデル / 教師教育 / 授業づくり / PBL / 反転授業 / LTD基盤型授業モデル / LTD based PBL / 協同認識尺度 / 異校種接続 / 高大接続 / 教授学習法 / 協同教育 / 異校種接続教育 |
研究成果の概要 |
本研究の主な目的は次の三点であった。第一は、協同学習に基づくLTDを中核とした授業モデル(LTD授業モデル)を開発し、その有効性を初等教育から高等教育までの授業を対象に検討することであった。第二は、LTD授業モデルに沿った教師向け研修プログラムを構成し、その有効性を確かめることであった。第三は、LTD授業モデルの効果を測定する一手段として協同認識尺度を開発し、その信頼性と妥当性を検証することであった。 これら三つの目的は過去3年間の研究期間中にほとんど達成することができた。この研究を通して、新たに開発したLTD授業モデルは活動性の高い授業を計画することに有効であることを確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、初等教育から高等教育まで、アクティブラーニング(AL)型授業の実践が推奨Dされている。本研究はAL型授業の質を担保するために、協同学習に基づくLTD話し合い学習法を中核に据えた授業モデル(LTD授業モデル)を開発し、その有効性を小・中・高・大・専門学校で検討した。またLTD授業モデルに沿った授業づくりができる教師の育成に向けた講演や研修を繰り返し実施してきた。 その結果、LTD授業モデルに沿った訓練をうけた教師は、本来のAL型授業に求められている活動性の高い授業づくりに貢献できることが明らかになった。この成果は、今後のAL型授業に関する実践・研究に貢献できる成果と判断している。
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