研究課題/領域番号 |
16K04346
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
及川 恵 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (60412095)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 臨床心理学 / 健康心理学 / 気晴らし / 再評価 / 教育系心理学 |
研究成果の概要 |
本研究では、代表的な感情制御方略である気晴らしと再評価に着目し、セルフコントロールに役立つ示唆を得ることを目的とした。基礎的研究を通して、これらの方略を効果的に活用するための知識やスキルに関する示唆が得られた。得られた示唆に基づき、心理教育プログラムを構成し、大学生を対象とした実践研究を通してプログラムの有効性が示された。一連の研究から、気晴らしや再評価を活用した感情制御を行う上で有益な成果が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、気晴らしと再評価を活用した感情制御に役立つ実践的な示唆が得られた。また、近年、感情制御研究で注目される再評価の下位方略に関する知見を提供した点で、学術的意義があると思われる。短期間で実施可能な心理教育プログラムが作成されたことは、予防的介入の発展に寄与すると考えられる。本研究で取り上げた感情制御方略を効果的に活用することは幅広い対象層にとって有益であるため、異なる対象層への応用が期待される。
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