研究課題/領域番号 |
16K04353
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
永田 雅子 名古屋大学, 心の発達支援研究実践センター, 教授 (20467260)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 周産期 / メンタルヘルス / 超早期介入 / 家族支援 / 早期介入 / 臨床心理学的支援 / 臨床心理学 / 心理学 |
研究成果の概要 |
本研究は,周産期から乳幼児期早期の臨床心理的支援の在り方を検討することを目的としている。医療や社会の進歩に伴い生じてきている心理的課題の現状の分析と,新生児期~乳幼児期早期の親のメンタルヘルス,子どもの行動特徴,親子の相互作用の検討を行った。また周産期医療領域およびフォローアップ外来における心理職の役割について検討を行った。その結果,この時期は様々な要因が心理的側面に影響しており,子どもに焦点をあてた親子の関係の支援が有効であることを明らかにした.その成果の一つとして,周産期領域で活動する臨床心理士をはじめとした心理職むけのガイドブックを作成し,研修体制の構築をすすめた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
次世代の社会を担う子どもたちを安心して産み育てることができるように、妊娠~出産~子育ての一連のプロセスをどう支えていくことができるかが緊急の課題となってきている。一方で新生児期および乳児期早期の親と子の関係性の発達と支援方法については確立されていない。親子の相互作用の分析を行うことで周産期~乳幼児期早期の支援の在り方について提起をおこうとともに、新生児期の親子関係の支援のアプローチの一つであるNBOの日本における活用の有用性を明らかにした。これらの研究の成果をもとに、NICUおよび産科医療領域で初めて活動する心理職向けのマニュアルを作成し、研修体制の構築を行った
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