研究課題/領域番号 |
16K04364
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 広島修道大学 (2017-2018) 広島大学 (2016) |
研究代表者 |
内野 悌司 広島修道大学, 健康科学部, 教授 (00294603)
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研究分担者 |
小島 奈々恵 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 講師 (20726963)
黄 正国 広島大学, 保健管理センター, 講師 (80735275)
栗田 智未 福井大学, 保健管理センター, 講師 (90467788)
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研究協力者 |
大島 啓利
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 学生相談 / 困っていること / 生き抜く力 / 心理教育 / 自殺対策 / セルフマネジメント |
研究成果の概要 |
大学生の自殺防止のために、心理教育プログラムを開発する研究を行った。まず学生の困っていることの特徴を明らかにした。つぎに困りごとに対する具体的な対処法を学ぶことができるように個人学習型のe-Learningプログラムを開発し、ウェブサイトに公開した。そして困難状況に対処するときの社会的スキルと態度が身につくように集団演習型のワークショッププログラムに「コミュニケーション・エクササイズ」と個別に設定した目標行動の「行動改善エクササイズ」を構成し実施した。これらのプログラムに参加した学生は、自己内省を深め、相互扶助的な対人関係を体験していることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、自殺防止をめざした心理教育プログラムとして、自己学習型のe-Learningプログラムおよび集団演習型のワークショップ・プログラムの開発を行った。これら2つの心理教育プログラムを実施することで、学生が困難状況に対処するときの主体的な姿勢や態度が身につき、社会的スキルの向上、相談や援助を求める行動を促進し、学生の自殺防止に資することが期待できる。 さらに相談機関を利用しない学生をも対象としてアクセシビリティを高める、webサイトを活用したヘルスプロモーション・プログラムとして多くの学生に利用されることが期待される。
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