研究課題/領域番号 |
16K04373
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 慶應義塾大学 (2018-2019) 常磐大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
菅佐原 洋 慶應義塾大学, 社会学研究科(三田), 講師(非常勤) (00537235)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 臨床心理学 / 心理学的介入 / e-support / ICT / e-Support |
研究成果の概要 |
発達障害支援においてまだ十分な実施に至っていない早期集中支援を促進するため、スマホやタブレットPCなどのデジタルデバイスを,(1)支援者スキルのアセスメントデバイス,(2)支援教材の実施デバイス,(3)集中支援を補助するアシスタントデバイス,(4)学習結果や支援スキルの記録デバイス,(5)コンサルテーションデバイスの5つのデバイスとして包括的に用いる,包括的早期集中支援サポートシステムの効果の検討を行った。支援者スキルのチェックリストソフトを開発し、支援者スキルのアセスメント、記録、コンサルテーションに用いた結果、早期集中支援に関わる支援者スキルの向上などが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
例えば、発達障害児に対する代表的な支援である障害児通所支援サービスである放課後等デイサービスの提供事業所数は急激に増加しているが、それに対応する人材育成は十分とはいえず、支援の質の問題が問われることも多い。そのように支援者育成は急務といえる中、デジタルデバイスを利用することで、専門家の限られる状況においても効果的かつ効率的に育成などをサポートできる支援システムの社会的意義は高いと言える。 また、包括的なチェックリストによる反復的な支援者スキルの評価と介入による支援者スキルの変化は、幅広い支援者スキルの学習過程や習得難易度を示すものであり、学術的な意義も高いものと言える。
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