研究課題/領域番号 |
16K04376
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 目白大学 |
研究代表者 |
杉本 希映 目白大学, 心理学部, 准教授 (90508045)
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研究分担者 |
青山 郁子 都留文科大学, 文学部, 教授 (60586808)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | いじめ / 予防 / 保護者 / プログラム開発 / 予防プログラム / 小・中学生 / 心理教育 / 予防教育 / 心理学的介入 / 学校支援 |
研究成果の概要 |
いじめ防止対策推進法では,保護者の責務が明記された。そこで本研究は、いじめ予防における保護者の役割に注目し、保護者向けのいじめ予防プログラムを開発することを目的とした。保護者、教師、スクールカウンセラーに対する調査研究と国内外のいじめ予防プログラムの研究を通してプログラムが作成され、保護者に対する介入研究において、いじめの知識といじめ対応の効力感が向上するという効果が実証された。今後、学校現場での活用が期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
いじめ問題における保護者についての研究は、これまであまりなされてこなかった。本研究では、保護者の子どものいじめの認知、学校との連携頻度、いじめの知識、いじめ対応に対する効力感などの基礎的な知見を提供し、保護者連携における課題点を明らかにすることができた。また、開発した保護者向けのいじめ予防プログラムは、スライドとリーフレットといった教材として作成されたため、学校での保護者会において教員やスクールカウンセラーが容易に使用することができる。それにより、保護者にいじめ予防についての知識が普及していくことが期待される。
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