研究課題/領域番号 |
16K04411
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 長崎県立大学 |
研究代表者 |
松本 優花里 (橋本優花里) 長崎県立大学, 地域創造学部, 教授 (70346469)
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研究分担者 |
徐 丙鉄 近畿大学, 工学部, 教授 (30196993)
野寺 綾 福山大学, 人間文化学部, 准教授 (50709748)
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研究協力者 |
安部 倫久
中島 勝幸
宗澤 人和
木村 加奈子
光戸 利奈
錦織 翼
小林 隆昌
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 認知リハビリテーション / 動機づけ / ICT / ゲーミフィケーション / 動機づけ面接 / オーセンティック / オーセンティックリハビリテーション / 高次脳機能障害 / 臨床心理学 / 神経心理学 / 心理学的介入 |
研究成果の概要 |
認知リハビリテーション課題への取り組みの動機づけを高めるためには、患者が楽しみながら取り組みに意味を見出すことが重要であると考えた。そこで、ゲーミフィケーションの要素を取り入れ、患者の自己決定性が高く日常生活場面に近い課題を作成した。また、認知リハビリテーションの導入時には心理療法の視点が重要であるとし、その一つである動機づけ面接を取り入れた臨床実践を重ねた。そして最終年度には、当事者を招き、日常生活やリハビリテーション場面においての動機づけの高め方について講演会及びパネルディスカッションを行うことで当事者の声を集めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中途障がいである高次脳機能障害では、障害の評価やリハビリテーションへの動機づけが低いケースが多く、このことが認知リハビリテーションの効果を低減させていると言っても過言ではない。また、近年、回復のごく初期段階での認知リハビリテーションの必要性が指摘されているが、亜急性期では動機づけの低下が顕著な症例も多数存在することから、その向上は大きな課題である。本研究は、神経心理学的な課題に対して工学や臨床心理学の研究成果を積極的に取り入れ、学際的な支援を目指した点、また、臨床実践の場に新たな手法を提供した点において学術的・社会的な意義を有すると言える。
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