研究課題/領域番号 |
16K04415
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 名古屋経済大学 (2017-2018) 名古屋経済大学短期大学部 (2016) |
研究代表者 |
家接 哲次 名古屋経済大学, 人間生活科学部教育保育学科, 教授 (20352867)
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研究分担者 |
渡辺 範雄 京都大学, 医学研究科, 准教授 (20464563)
近藤 真前 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 助教 (30625223)
小川 成 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 助教 (90571688)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | マインドフルネス / 慢性うつ / マインドフルネス認知療法 / 慢性うつ病 |
研究成果の概要 |
本研究は、慢性うつ病患者に対して負担の少ないマインドフルネス認知療法を開発し、その効果を検証することを目的としていた。本研究では、低用量マインドフルネス認知療法プログラム (90分×6セッション)を開発し、健常者対象に予備的に実施した。その結果、プログラムの運用に問題はなく、人生満足度において有意な改善が得られた。また、参加者からはプログラムに対して好意的なフィードバックも得られた。今後、このプログラムを慢性うつ病の患者対象に実施し、実施可能性と治療効果について、さらなる検討が期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、寛解期のうつ病患者の再発予防のために開発されたマインドフルネス認知療法プログラム(8セッション、各120分間)を慢性うつ病の患者用に負担を軽減したプログラム(6セッション、各90分間)を開発した。将来、この低用量マインドフルネス認知療法(Low-dose Mindfulness-Based Cognitive Therapy : MBCT-ld)プログラムが慢性うつ病に対して効果が示され、臨床現場で実施されるようになれば、うつ病の治癒率の向上に大きく貢献できると思われる。
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