研究課題/領域番号 |
16K04454
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
小原 一馬 宇都宮大学, 教育学部, 准教授 (20396617)
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研究分担者 |
三石 初雄 東京学芸大学, 次世代教育研究センター, 名誉教授 (10157547)
艮 香織 宇都宮大学, 教育学部, 准教授 (10459224)
岡澤 慎一 宇都宮大学, 教育学部, 准教授 (20431695)
丸山 剛史 宇都宮大学, 教育学部, 准教授 (40365549)
出口 明子 宇都宮大学, 教育学部, 准教授 (70515981)
瓦井 千尋 宇都宮大学, 教職センター, 教授 (90738775)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 大学での教員養成 / 大学での学び方 / 教員の学び / 大学教員養成 / 卒業生調査 / 教員としての能力 / 教員採用試験 / 教員養成 / カリキュラム / 大学教育効果 |
研究成果の概要 |
本研究では、宇都宮大学教育学部の卒業生調査より、教員養成学部での学びと卒業後の教員としての力との関係について、次のことがわかった。①大学時代、知識よりも考え方を学ぼうとしたり、学んだことをどう応用できるかを意識して学ぶなど、自主的に学ぶ姿勢を持って学んでいた人はそうでない人に比べ、教師になった後で、情報収集・授業での実践・振り返り・理論化、というサイクルを通じて、より広く深い学びを行っており、その結果、教師としての力を高めていること。②ただし1975年以前に入学した者については、授業で与えられた課題にまじめに取り組む姿勢のほうが、教師としての力量をつけていく上でより重要であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大学でのどのような学びが、その後の職業生活で役立つのかということについては、これまでにも研究が進められていたが、大学における教員養成に関しても、それらの先行研究で言われていたような「応用を意識した学び」が重要であることが確認された。また大学での学びが教員の力量形成につながっていくメカニズムとして、それが教員になってからの学びに影響しているからだということもわかった。これは今後の教員養成において、いわゆる知識の詰込みではなく、学びの学びとも言えるメタ学習を重視すべきだということを意味している。
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