研究課題/領域番号 |
16K04472
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 関西福祉大学 (2017-2019) 神戸大学 (2016) |
研究代表者 |
鈴木 幹雄 関西福祉大学, 教育学部, 教授 (70163003)
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研究分担者 |
阿部 守 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (60167947)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | J・イッテン / 1920-30年代の実験学校教育学 / 芸術アカデミー改革 / シュトゥットガルト芸術アカデミー / ヘルツェル学派 / 発想法教育学の成立 / 発想法教育学 / アドルフ・ヘルツェル学派 / 改革的伝統 / バウハウス / クレーフェルト繊維工芸中等学校 / アドルフ・ヘルツェル / 西南ドイツ / シュトゥットガルト・アカデミー |
研究成果の概要 |
バウハウスの導入教育ルーツは、J・イッテンが学んだシュトゥットガルト・ヘルツェル学派の改革的精神にあった。そこで同経緯と基本的骨格について研究された。他方、繊維工芸中等学校改革実践の研究を通して、もう一つのルーツが発見された。イッテンが繊維工芸教育に取り入れた導入教育(学)は、1920-30年代の実験学校教授学と実験学校の探求教授学を巧みに活用したものであった。 約一世紀生命を持ち続けたバウハウス教育学の基本骨格は、①ヘルツェル学派の洗礼を受けたJ・イッテンの芸術学校改革実践として、②ベルン師範学校出身教授イッテンの1930年代の繊維工芸教育改革実践の一環として実現されたものであった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
改革芸術学校バウハウスの教育は、デザイン教育、工芸・建築分野の導入教育として、米国、ヨーロッパ諸国、日本、北欧諸国等における芸術大学改革に先駆的な役割を果たした。しかしわが国のバウハウス研究は、バウハウスの導入教育(学)の形成経緯、並びに同教育の自己探求的基礎付けという、同校教育の根幹解明の課題を積み残してきた。 本研究では、わが国の研究者が入りこめなかったシュトゥットガルト・アカデミーの改革的伝統との接点でイッテンの造形教育実践を視野に入れ、同時にそのイッテンによって1920-30年代の実験学校教授学遺産が水面下でどのように発見・受容・活用されたのか、解明を試みた。
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