研究課題/領域番号 |
16K04476
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
|
研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
香川 奈緒美 島根大学, 学術研究院教育学系, 准教授 (80622399)
|
研究分担者 |
百合田 真樹人 独立行政法人教職員支援機構(次世代教育推進センター調査企画課), 次世代教育推進センター, 上席フェロー (40467717)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | 教育評価 / 国際教育 / 教師教育 / 国際化 / カリキュラム / グローバル化 / 教育効果 / 国際交流 / グローバル教育 / 国際連携 |
研究成果の概要 |
急速にグローバル化の進む社会において、教育実践を担う教師自身が、グローバルなものの見方や考え方を修得する必要性がある。研究者は、教育効果検証に関して先進的な国際研究機関が行う教育効果検証の方法論とその研究結果活用方法について調査分析をおこなった。また、国内の教員養成課程に所属し、国際教育活動に参画した学生の意識調査をもとに、教員養成教育で求められる学びの形成に有効と考えられる我が国の学生の学びとその学びを形成する活動要素を抽出した。これら結果をもとに形成した国際教育プログラムの構成と教育方法、さらにはその教育効果測定の方法をについて成果発表を行った。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学士教育のグローバル化対応とその進捗状況を示すことに用いられる指標は、国外派遣された留学者数、海外からの受入れ留学生数、英語言語能力など、容易に計測できるものに限定される傾向が課題としてある。また、課程認定等によるカリキュラムの自由度に制限がかかる教員養成目的学部では、国際教育活動がどのように養成する教員の資質能力向上に資するかを検討することが肝要である。この現状課題の改善と教員養成目的学部の特徴を踏まえ、本研究は、国際教育の結果得られる教師としての学びの大きさをグローバル化の指標として提案し、教育効果の検証をおこない、有意な国際教育プログラムを設計をするための重要要素を抽出した。
|