研究課題/領域番号 |
16K04479
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
白石 陽一 熊本大学, 大学院教育学研究科, 准教授 (60187523)
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研究分担者 |
望月 一枝 日本女子大学, 家政学部, 研究員 (60431615)
山下 晃一 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (80324987)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 市民 / シティズンシップ教育 / 高校の教科外活動 / アクティブシティズンシップ / 高校教育実践 / 教育課程 / アクティブ・シティズンシップ / シティズンシップ / アクティブラーニング / 学校改革 / 地域連携 / ジェンダー / 教育学 |
研究成果の概要 |
本研究では、私たちは、高校の教科外活動におけるアクティブシティズンシップの教育のあり方について理論的・実践的追求し、その教育モデルを提示した。私たちは高校の教師と実践的共同研究を進め、教育実践記録を批評し分析することによって、高校教育のリアルな実相を解明しようと試みた。また内外のシティズンシップ教育を検討することによって、「18歳選挙権時代」における市民としての資質・能力やアクティブシティズンシップの教育モデルについても考察した。私たちは、地域の高校の存在価値、特別支援の観点からの学校づくり、予算編成を軸にした生徒会の構想、などの問題について実践指針を提示することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の社会的意義、あるいは教育実践に果たす意義は、「18歳選挙権時代」において「市民としての資質・能力」が求めらている状況にありながらも、十分な実践的研究がなされていなかった「高校の教科外活動」に着目して、この領域でのシティズンシップ教育のモデルを提言したことである。また、日本の実践において豊かに蓄積されていながらも、、十分な理論的省察がなされていなかった高校の教科外活動(生徒会の活性化、地域と連携する体験型カリキュラムの創造、文化祭などの行事、特別支援の観点からの学校づくり、通信制の試みなど)を「高校におけるシティズンシップ」の観点から評価したことである。
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