研究課題/領域番号 |
16K04485
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 目白大学 |
研究代表者 |
中山 博夫 目白大学, 人間学部, 教授 (80406561)
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研究分担者 |
多田 孝志 金沢学院大学, 文学部, 教授 (50341920)
和井田 清司 武蔵大学, 人文学部, 教授 (50345542)
成田 喜一郎 東京学芸大学, 教職大学院, 研究員 (80456251)
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研究協力者 |
石田 好広
小林 恭子
島本 洋介
多田 亮介
原田 信三
須原 直子
長谷川 慶
山田 修
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | グローバル時代 / 多文化共生教育 / 地球環境教育 / 教員研修 / 教員の意識変容 / 授業研究 / 教員研修プログラム / マレーシア / 海ごみ / 共創型対話学習 / ESD / 環境教育 / 教師の資質能力 / 教育学 / 教師教育 / 21世紀型能力 |
研究成果の概要 |
グローバル時代においては、多文化共生教育と地球環境教育とが重要になる。それらの問題に関する教員研修プログラムを開発してきた。 まず、グローバル時代における教員には何が求められるかを探究した。必要とされる資質能力は、グローバルな視野をもって共創型対話を駆使して問題解決する力である。共創型対話を基盤として、多文化共生教育研修プログラム(「マレーシア ペナンからの転校生」)と地球環境教育研修プログラム(「海ごみ」)を開発した。 両プログラムは共創型対話と体験型活動を取り入れて、研修に参加した教員の意識変容を促した。そして研修に参加した教員が授業研究を行い、グローバル時代に向けた授業開発を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ESDやSDGsは、私たちが明るい未来を追い求める上で最重要課題である。本研究は、ESDとSDGsの一環の流れの中にあるものである。本研究で取り上げた多文化共生は、人類が共に繁栄するためには必要なものである。文化、宗教、慣習の異なりを超えて共存することが、持続可能な社会の基盤となるのである。地球環境問題には、地球温暖化、熱帯林の消滅、オゾン層、海ごみなど多くの問題がある。その中でも、児童にとっても自分の日常生活と結びつけやすい海ごみを選んだ。児童と共に問題解決にあたろうと教員を育てるためである。 本研究は、持続可能な社会に向けてESDやSDGsを社会的に広げていく上で大きな意義を有している。
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