研究課題/領域番号 |
16K04516
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 鹿児島国際大学 |
研究代表者 |
吉留 久晴 鹿児島国際大学, 福祉社会学部, 教授 (20387450)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 職業教育 / 職業訓練 / 訓練指導員 / デュアルシステム / ドイツ |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、ドイツの訓練指導員に求められる能力と、その能力の獲得に資する同指導員の養成・研修プログラムの実態を明らかにすることである。こうした目的を達成するため、文献研究と聞き取り調査を実施した。その結果、(1)近年、職業訓練の際、青少年の新たな価値観に配慮した指導・対応が必要となっていることや、(2)そのため、訓練指導員志望者や訓練指導員が最近の青少年の特徴などについて理解を深められるよう、商工会議所でセミナーが開講されていることなどが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来、わが国では、ドイツの訓練指導員に関する本格的な研究は皆無の状態にあった。本研究は、こうした研究上の空白を埋めるとともに、ドイツの職業教育・訓練職やその養成・研修に関する知見を豊富化することに貢献することができた。また、本研究は、わが国の日本版デュアルシステムにおける企業の教育担当者の在り方を検討するうえでも、有益な知見を提供することができたといえる。
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