研究課題/領域番号 |
16K04522
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
宋 美蘭 北海道大学, 教育学研究院, 非常勤研究員 (70528314)
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研究分担者 |
河野 和枝 北星学園大学, 社会福祉学部, 教授 (00438350)
若原 幸範 聖学院大学, 基礎総合教育部, 准教授 (80609959)
吉岡 亜希子 北海道文教大学, 人間科学部, 准教授 (90827536)
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研究協力者 |
阿知良 洋平
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 学校の周縁・外側 / 多様な学び / オルタナティブスクール / 子どもの生き方 / 新しい学び / 代案学校 / 日韓比較 / もうひとつの学校 / 韓国 / 地域とともにある学校づくり / 子どもの生き方を支える基盤づくり / 多様な学びの保障 / 学校・地域の連帯 / 韓国の代案学校 / 都市型代案学校 / 農村型代案学校 / ジェチョンガンジー学校 / 新しい教育社会の構想 / 人生学校 / 生き方と学び / 地域と学校 / フリースクール / 学びの共同・協同 / 生き方を支える学びのあり方 / 教育学 / 社会教育 / オルタナティブ教育 |
研究成果の概要 |
本研究は学校制度の周縁や外側に位置している,オルタナティブスクール(代案学校)(韓国),フリースクール(日本)を「もうひとつの学校」と位置づけ、子どもの生き方を支える包摂的な教育内容を分析してきた。「もうひとつの学校」の日韓比較研究を行う中で明らかになったことは、第1に、学校の中だけではなく生活も含めて教育課程を捉える視点だった。それは、学校教育を学校内の教師だけで完結させるのではなく、親や地域の人々とのつながりの中でトータルに教育実践を捉えるものだった。第2に、知識を習得するという学びだけでなく、子ども同士や子どもと大人の関係性の組み換えや意味づけのし直しが学びと深く結びついていた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近代学校の持つ競争教育とは異なる新しい「学び・学校(もうひとつの学校)、日韓のオルタナティブスクール(以下、AS)で展開している教育実践、その中に埋め込まれている、あるいはそこから生成される学びの生成論理及びそこにおいて求められる学びの「共同・協同」のあり方について探求し、それらの内実を調査により実証的に明らかにする。多くのASの教育実践は、社会的・教育制度的な保障が十分に担保されていないながらも、競争原理を超える教育の実現を理念に掲げながら、成績至上主義教育に対抗し、従来の短編的・断絶的な学びとは異なる、学び・労働・生きることが統合される三位一体の教育実践が積極的に展開されている事であった。
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