研究課題/領域番号 |
16K04523
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
辻 智子 北海道大学, 教育学研究院, 准教授 (20609375)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 地域 / コミュニティ / 農山漁村 / 若者 / 青年集団 / 青年期教育 / 青年 / 農村 / 障がい者 / 少年院 / 矯正 / 共生 / 若者支援 / 社会教育 |
研究成果の概要 |
農山漁村とそこでの若者コミュニティに着目し、その現状を明らかにすることを通して地域に根ざす青年期教育の可能性を検討した。若者の地域移動(在村、離村、Uターン、移住)、家庭的背景と経済格差、ジェンダー差、地域社会の歴史的背景(社会教育・青年教育・地域づくり経験の差異)、若者コミュニティの重層性/複層性(青年団等の伝統的な集団からNPO・NGOまで)に留意し、「中央―地方」関係の再構築と「地方」の持続可能性の問題、および「子どもから大人へ」「学校から仕事へ」の若者移行期を支える社会・教育再編成の問題に迫った。報告書により研究成果を一般に提供した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、その主眼を、農山漁村(「田舎」「地方」)の変容・再編と重ね合わせながら若者コミュニティの現代的展開を把握することに据え、「地域問題における若者」と「若者問題における地域」という2つの方向性からアプローチすることで、若者の成長と社会とのかかわりを、従来の農村青年教育と近年の新たな若者コミュニティの接続として検討することができた。加えて、一連の調査活動の経験を通して、地域調査におけるアクション・リサーチの可能性を見出し、その具体的な方法の示唆も得ることができた。
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