研究課題/領域番号 |
16K04528
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 東北学院大学 (2022) 秋田大学 (2016-2021) |
研究代表者 |
原 義彦 東北学院大学, 教養学部, 教授 (70284825)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 公民館 / 経営診断 / 評価 / 生涯学習施設 / 質評価 / フォルケホイスコーレ / 成人教育施設 / 品質マネジメント |
研究成果の概要 |
本研究では、地域における生涯学習推進の中心的な施設である公民館の経営診断技法を開発し、その精緻化を図ることを目的とした。その結果、公民館の改善事例調査を手がかりに、公民館の経営診断に有効なリンケージ(「経営上の問題」、「改善・整備の成果」、「改善・整備の手だて」の組み合わせ)として、「コミュニティ事業への参加者・ 団体の減少」「公民館の理解不足,認知度が低い」等を提示した。また、外国の成人教育施設の評価を参考にして、公民館の質を診断・評価する技法開発の視点を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究による研究成果の社会的意義には、公民館の経営や運営における実践的課題の改善に貢献できることがある。ここで提示した経営診断のリンケージの内容やそれに類似した課題を抱える公民館には、リンケージが示す「改善・整備」の手立てが有効な方法となる。また、学術的意義として、経営診断・評価の研究とその技法開発の方法論の向上、及び、経営診断・評価研究の一対象として生涯学習領域の確立の一助となることがある。
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