研究課題/領域番号 |
16K04529
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
安藤 耕己 山形大学, 地域教育文化学部, 准教授 (30375448)
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研究分担者 |
松本 大 弘前大学, 教育学部, 准教授 (50550175)
藤田 美佳 奈良教育大学, 次世代教員養成センター, 研究部員 (90449364)
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研究協力者 |
竹淵 真由
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 生活改良普及員 / 農業改良普及員 / アウトリーチ / 公民館 / コラボレーション / 生活改良普及事業 / 生活改善グループ / 4Hクラブ / 青年団 / 農業改良普及事業 / 岩手農民大学 / 農民大学運動 / 岩手の保健 / ナラティヴアプローチ / ライフヒストリー / 生活改善 |
研究成果の概要 |
本研究は、終戦直後から高度経済成長後の概ね1970 年代までを対象とし、東北地方における、主に生活改善と青少年教育に関する社会教育事業と農業改良普及事業との協働について、関係者に対するインタビューによって両事業の詳細及び協働に関する実態、職員の役割を解明した。 結果、アウトリーチを方法とする農業改良普及員と生活改良普及員、そして行政間をつなぐ公民館のハブ機能が確認された。そして特に衣食住改善に関わるプラグマティックな学習とその普及者としての生活改良普及員の貢献が確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は戦後の地域づくりにおける「生業(なりわい)」を視野に入れた学習やその結果としての運動や事業の展開について、ある種のイデオロギーから離れ、そのプラグマティックなあり方を再考させるものとなった。さらにいえば、本研究は、今後の「地域づくり」における社会教育・公民館らの果たす、「総合性」やマネジメント機能、さらに、アウトリーチ機能を持つ専門職とのコラボレーション、社会教育職員・公民館職員の持つ「キーパースン」としてのあり方の示唆となりうる。
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