研究課題/領域番号 |
16K04543
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
安達 仁美 信州大学, 学術研究院教育学系, 准教授 (30506712)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ユネスコ活動 / 参加要因 / 教育的意義 / ESD / ライフヒストリー / 民間ユネスコ運動 / キャリア形成 / ユネスコスクール / ESD |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、国内においてESD活動に取り組んでいる青年を調査対象とし、ユネスコ活動とキャリア形成の関連要素を分析することを通して、ユネスコ活動が持つ教育的意義と可能性を明らかにすることであった。その結果、民間ユネスコ運動自体は、UNESCO憲章に示された理念を実現することを目的とした組織である一方で、そこに、参加している青年たちの参加促進要因として、自己成長や他者との繋がりの実現に活動の意義を見出していることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで研究が深められてこなかった青年によるユネスコ活動の教育的意義について質的な側面からアプローチする点である。ユネスコ活動への参加促進要因が明らかになり、課題とされている若者によるユネスコ活動の促進に向けての実証的な示唆を与えることができる。また、ユネスコ活動の意義を質的に緻密に描き出すには、詳細な聞き取りが必要であり、調査対象者とのラポールの形成が不可欠である。本研究は、研究代表者自身がユネスコ活動の当事者であり、調査対象者とのラポールとネットワークを生かし、経験的な資産を活用しながら研究を展開した点において革新性のある研究といえる。
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