研究課題/領域番号 |
16K04587
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
高妻 紳二郎 福岡大学, 人文学部, 教授 (20205339)
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研究分担者 |
榊原 禎宏 京都教育大学, 教育学部, 教授 (90215616)
辻野 けんま 大阪市立大学, 大学院文学研究科, 准教授 (80590364)
照屋 翔大 茨城大学, 教育学研究科, 准教授 (90595737)
藤村 祐子 滋賀大学, 教育学部, 准教授 (80634609)
張 揚 北海道大学, 教育学研究院, 助教 (60767193)
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連携研究者 |
末松 裕基
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 学校組織マネジメント / 学校評価 / 比較研究 / 教育経営 / 学校組織 / 教員の資質・能力 / 学校支援 / 学校改善 / 教育経営研究 / 校長 / 自主性・自律性 / 教育学 |
研究成果の概要 |
学校の教育力向上に資する教員の資質・能力向上をターゲットとした研究動向から看取される諸条件―学会組織、運営、研究視点、テーマ、手法等―は数多く存在する。日本におけるミクロ・レベルやメゾ・レベルの学校経営研究とグッドプラクティスに学ぼうとする風土は日本の「良さ」として了解する必要がある。 学校管理(マネジメント)、学校評価・教員の業績評価、授業づくりやカリキュラムマネジメント、教員研修、学校間接続、学力政策等の共通項は今日的関心に基づいた教員の自主性・自律性を育む上での重要課題である。学校の教育力向上には学校経営者のリーダーシップと並び、アカデミックスキルも求められることが今日的傾向である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
また本研究では米・英・独・中4か国の学校力向上に資する研究や事例・取組を分析する前提として、教育制度の概要、学校経営の特徴/教員の採用・研修の2領域について整理した。これらの成果は関連学会で発表し、学会誌にも掲載された。 アメリカでは競争的資金の配分を通して様々なモデルが構築され、戦略的・協働的展開を重視するシステム・アプローチが採用されている。教育力向上に向けて「実践に繋がる」研究が重視されていることが明らかになり、この傾向には一部に反動も看取されることも指摘した。かかる傾向は英、中、そして日本でも同様であることが浮き彫りになり、教員の学術的質の向上も要請されていることを指摘した。
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