研究課題/領域番号 |
16K04590
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 洗足こども短期大学 |
研究代表者 |
井上 眞理子 洗足こども短期大学, 幼児教育保育科, 准教授 (40739182)
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研究分担者 |
坂田 哲人 帝京大学, 高等教育開発センター, 講師 (70571884)
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研究協力者 |
今井 豊彦
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 保育者の専門性 / 組織マネジメント / 成長を促す組織要因 / 保育士のキャリア形成 / 保育士の成長モデル / 保育所における組織マネジメント / 保育士のキャリア / 管理職の力量 / 保育士の専門性向上 / 人材育成の現状 / マネジメントの課題 / 保育士の意識 / 教育学 |
研究成果の概要 |
本研究では、保育士の専門性向上と園組織のマネジメントの関連性をテーマとして、その実態と保育者の成長モデルを明らかにすることに取り組んできた。本研究の一環として実施した全国調査アンケートからは「園の理念を中心とした組織づくり」の重要性が明らかになった。加えて、人材育成の課題も明らかになった。具体的には実践経験をもとに技能知識を身に着け成長していく方法は、およそ10年経験程度で限界を迎えるという点である。これらの調査を通じて明らかになったことは、個々の保育士の力量や意識、モチベーション以上に、管理職の組織マネジメントの質によって、保育士の成長は大きな影響を受けることになるという事実である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
保育の質の向上のためには、保育者の専門性向上を目的とする人材育成の充実と共に人材確保もその重要な核をなす。これまでの園内マネジメントに関する議論は、いわゆる処遇改善という側面が政策的にも先行しがちであったが、本研究では、処遇改善によらない別の要因での園組織のマネジメントや人材育成の重要性、必要性と、その具体的な指標を明らかにした。
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