研究課題/領域番号 |
16K04607
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 帝塚山学院大学 (2017-2020) 和歌山大学 (2016) |
研究代表者 |
土田 陽子 帝塚山学院大学, 人間科学部, 教授 (30756440)
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研究分担者 |
木村 涼子 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (70224699)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 公立高等女学校 / 同窓会組織 / 教育事業 / ジェンダー / 高等女学校 / 歴史社会学 / 教育事業活動 / 同窓会活動 / 女子高等教育機関 / 同窓会 / 女子教育 / 教育社会学 |
研究成果の概要 |
本研究はこれまで注目されてこなかった公立高等女学校の同窓会組織が行っていた「教育事業」活動に焦点を当て、①「教育事業」活動が全国レベルでどのくらいどのように行われていたのか、②それらが戦後どのような形に変容したのか、について1920年代~1950年代の期間を対象に調査・検討した。その結果、戦前から戦後改革期に「家政系学園運営」「幼稚園・保育園運営」「私立高等女学校設置・運営」「女子専門学校設立運動」が行われていたが、それらのほとんどが戦後廃止されたことが把握できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、公立高等女学校卒業生たちが「良妻賢母」としての生きる以外に、いかにして主体的に「女性たちが学ぶ場、活躍の場」を作り上げ、そしてそれらが戦後どのように変容したのか、戦前~戦後の社会状況と教育政策との関連から考察しようとしたものである。これは学校教育とジェンダーの問題をあらためて歴史的に捉え直す作業であり、この点において本研究は学術的意義がある。
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