研究課題/領域番号 |
16K04622
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
坂本 光代 上智大学, 外国語学部, 教授 (30439335)
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研究分担者 |
杉村 美紀 上智大学, 総合人間科学部, 教授 (60365674)
出口 真紀子 上智大学, 外国語学部, 教授 (10593494)
渋谷 恵 明治学院大学, 心理学部, 教授 (40312805)
田村 梨花 上智大学, 外国語学部, 教授 (50349031)
宮崎 幸江 上智大学短期大学部, 英語科, 教授 (60442125)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | マジョリティ / 多様性 / 特権 / 言語 / 多文化教育 / 多様化社会 / 教育 / 多文化共生 / 国際教育 / 継承語教育 / マジョリティ教育 / マジョリティ特権 / 教育政策 / 言語政策 / マイノリティ / 特権意識 / アイデンティティ / 多言語 / 外国語教育 / 教育学 |
研究成果の概要 |
社会的多様性が高まる中、望ましい多文化共生の形を考察するにあたり、従前の少数派(マイノリティ)に照準を合わせ、相手に変化を期待するのではなく、多数派(マジョリティ)の意識改革を企図した。結果、メンバー6名から成る「教育政策」(マクロ)・「特権の可視化」(心理)・「社会の実態」(ミクロ)と3つの連関した側面から考察した成果を『多様性を再考する:マジョリティに向けた多文化教育』(上智大学出版)にまとめ、マジョリティが無意識に抱いてきた特権を意識化・疑問視する必要性を訴え、他者と共に学び発展できる可能性を考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多文化共生は従前少数派が多数派社会に迎合することを一方的に求める傾向があったが、多文化共生社会を実現する上で必至とする多数派の意識改革に臨み、多くの人々に「マジョリティ特権を持つ自分」を認識してもらうことに注力した。 数々の講演を全国各地で行い、マジョリティ特権の意識化に貢献することができたほか、国内外から著名な研究者を招聘することで、学内外の専門家や学生らと知見を共有することに成功、本研究成果のまとめとして図書『多様性を再考する:マジョリティに向けた多文化教育』を刊行し、より広い読者に働きかけ、「一方的ではない、相互理解・尊重から生まれる多文化社会」のあり方を講じることができたと考えている。
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