研究課題/領域番号 |
16K04626
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
山本 志都 東海大学, 文学部, 教授 (30336424)
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研究分担者 |
猪原 龍介 亜細亜大学, 経済学部, 准教授 (20404808)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 異文化 / コミュニケーション / 異文化感受性 / 異文化トレーニング / 異文化間教育 / 多文化 / ダイバーシティ / 異文化受容 / 異文化コミュニケーション / 都市経済 / 異文化間能力 / 流動性 / 地域 |
研究成果の概要 |
本研究では異文化感受性発達モデル(DMIS)の日本型モデルを構築し、その概念をより発展させることができた。具体的には「異/違い」を知覚する経験を日本の文脈で理解することに適したモデル・尺度開発のために、以前の研究(山本, 2014)における探索的因子分析の結果に基づき作成した構成概念を精緻化し、DMISの6つの段階における知覚構造が日本の文脈でどのように具体化されるかをモデルにして示すことができた。また尺度用項目を量的な測定に用いるだけではなく、学習ツールとして質的に利用できる教育手法を考案することもできた。アンケート調査も終了したので今年度中に尺度化して公表したい。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
異文化感受性発達モデルは異文化間能力として重視され、アメリカやヨーロッパにおける教育や研究に活用されているが、日本ではその理論と概念が紹介されながらもこれまで調査や実践において活用しきれていなかった。ひとつの要因として日本の文脈における経験の描写に対しての具体的な説明力に欠けることが考えられる。本研究は日本型モデルを提示することによって日本の教育や研究で今後活用することのできる尺度とモデルに貢献するものであるところが学術的ならびに社会的意義であると考える。
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