研究課題/領域番号 |
16K04640
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 九州ルーテル学院大学 |
研究代表者 |
三井 真紀 九州ルーテル学院大学, 人文学部, 准教授 (80342252)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 多文化保育 / フィンランド / 保育 / 乳幼児 / 移民 / 生活世界 / こども / 多文化 / 家族 / 子ども / 子育て / 難民 / 保育所 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、乳幼児をとりまく多文化化の現状と課題を、フィンランドの保育現場の様相を通して考察することである。とりわけ、フィンランド在住の移民家族と乳幼児の生活環境に注目し、フィールドワークをおこなった。移民の子どもの生活世界を切り口に、新しい北欧型多文化保育モデルのありかたを検証した。結果、乳幼児期からの多文化保育の意義と日本社会における多文化保育実践の新しい可能性が明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究は、合計13週間のフィンランドにおける現地調査と、研究期間全体を通して続けた現地協力者への関与(フォローアップ調査等)を中心に進められた。現地調査では、移民家族への個別的・集団的な関与を通して、移民の子どもと生活世界に注目した。データから、民族意識に基づいた日常交渉の場面や、保育文化のコンテクストで表現されるいくつかのパターンを見ることができた。 調査内容の検証によって、子どもの社会的背景の理解、移民の中に存在するアンビバレンスの理解が求められている様相が明らかになった。本課題で得られたフィンランドのケースは、日本の多文化保育空間におけるメカニズムを探る手掛かりとしても貢献するであろう。
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