研究課題/領域番号 |
16K04645
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 佐賀女子短期大学 |
研究代表者 |
藪 敏晴 佐賀女子短期大学, その他部局等, 教授 (20280266)
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研究分担者 |
安部 恵美子 長崎短期大学, その他部局等, その他 (00259714)
長澤 雅春 佐賀女子短期大学, その他部局等, 教授 (00310920)
竹中 真司 佐賀女子短期大学, その他部局等, 准教授 (60524824)
中濱 雄一郎 香蘭女子短期大学, その他部局等, 教授 (90446229)
鹿毛 理恵 東京福祉大学, 留学生教育センター, 特任講師 (90638826)
久保 知里 佐賀女子短期大学, その他部局等, 講師 (90774703)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 短大生の体験的レディネス / 短大生の体験的アウトカム / 短大のコアカリキュラム / 短大生の体験的アウトカムズ / 教育社会学 / 短期大学 / 教育の質的転換 / レディネス / アウトカム |
研究成果の概要 |
「体験的学修に関するレディネス調査」を通して、短大生の既得体験の実態が分野別に明らかになるとともに、都市部と地方の学校間でかなり異なる特性があることが明らかになった。また、韓国蔚山と北部九州の短大生との間には、日本と韓国という属性では一般化できそうにない差異があることが明らかになった。長崎の四大生と短大生の間には、分野別にみた場合、大きな差異はなかった。 「卒業生のインタビュー調査」を通して、卒業後10年以上経過した場合、社会で有効な力を短大で身に着けたと感じる卒業生はほとんどおらず、逆に卒業年が近いほど短大での体験的学修が質量ともに増加しており、かつその有効性を感じていることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでに前例のなかった短大生の体験的学修のレディネスに関する調査を、韓国の短大生と長崎の四大生をベンチマークとして実施し、その実態を明らかにすることができた。また、同時に実施した卒業生の体験的学修に関するインタビュー調査によって、短大卒業生の世代間の学習成果に質的差異があること、また、それらが短大の教育改革の進展と深くかかわることが明らかになった。併せて、体験的・活動的学修へと急速な転換が進む短期高等教育に必要なコアカリキュラムの構築に向けて、議論の土台を構築した。
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