研究課題/領域番号 |
16K04663
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
川島 芳昭 宇都宮大学, 教育学部, 准教授 (70282374)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 評価基準 / 情報科学 / 情報技術 / プログラミング / アルゴリズム / プログラミング教育 / カリキュラム / 教材 / 教員研修 / プログラミング的思考 / アルゴリズム学習 / 中学校 / 小学校 / 情報教育 |
研究成果の概要 |
プログラミング教育の学習効果を評価するために,情報科学と情報技術の観点に基づいて評価基準を開発した。この評価基準の有効性を小学生を対象とした実践から検証した。また,その結果を基に評価基準の改善を行った。さらに,教員のプログラミング能力,特にアルゴリズムの構築能力を図るための指標として利用できることも実証した。 そこで,小学校における一つの単元の中で児童の評価やその結果を基にした支援が行えるかを検討するために,小学校生活科の授業(絵本づくり)を考案し,実践授業を行った。その結果,教科の評価基準と開発したアルゴリズム学習の評価基準を復号することで児童の実態を明確にできることが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学習指導要領の改定に伴い,プログラミング教育が小・中・高等学校において実施されることとなった。 しかし,プログラミング教育を実施するためには,プログラミング教育のカリキュラムの構築や教員の資質能力の向上など多くの課題がある。その中で,特に課題となるのがプログラミング教育を適切に評価するための評価基準の設定である。本研究では,情報科学技術教育の視点に立ち,情報科学による数理的,論理的な思考の評価と情報技術によるプログラミングを具体化する能力の二つの観点から評価するための基準を開発し,その有効性を実践的に検証した。これにより,プログラミング教育を学校教育で実施する一助となる。
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