研究課題/領域番号 |
16K04667
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
大友 秀明 埼玉大学, 教育学部, 教授 (30176945)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 政治教育 / 社会科教育 / リテラシー / シティズンシップ教育 / 環境教育 / 市民性教育 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、「公共的な事項」に主体的に参画する意識や態度を身に付けた市民を育成する「政治教育・シティズンシップ教育」の在り方と可能性を究明することである。 そのための題材・テーマとして、①現在の「政治教育」の言説、②「社会的な見方・考え方」の意味、③社会科における「環境教育」の意義の3つを取り上げた。そこから、「公共的な事項」に参画する市民を育成する可能性を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の特色は、①研究代表者が長年研究してきたドイツの政治教育の授業実践や理念を参照にすること、②従来、等閑視されてきた戦後の「政治教育・シティズンシップ教育」の実践や理論の変遷を明らかにすること、その上で、③地域の市民、行政担当者などの地域社会と学校現場、教師との「協働」によって授業を構想し、実践を展開することにある。つまり、多様な考え方をもつ「他者」と「協働」して、授業実践モデル・教材を開発し、授業実践においても「他者」と「協働」して課題を解決する学習活動を重視するものである。それは、他者と適切にかかわったり、社会に参画し貢献したりする資質や能力及び態度の育成につながることが期待される。
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