研究課題/領域番号 |
16K04671
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
三宅 晶子 横浜国立大学, 教育学部, 教授 (20181993)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 古典教育 / 古文 / 漢文 / 伝統的言語文化 / 能 / 小学校国語 / 中学校国語 / 高等学校国語 / 古典教育デザイン / 古典芸能 / 狂言 / 漢詩 / 百人一首 / 教育デザイン / 能・狂言 |
研究成果の概要 |
教員志望の大学生が、それまでに受けた古典の授業と、それについて持っている印象について、10年間継続している実態調査を行い、その分析結果を公表した。 大学教員・学生・現職教員による研究会「古典教育デザイン研究会」を主宰し、年に二回大会を開催。積極的に古典を学び、教えたいという意欲を与えるカリキュラムと教育法について、検討した。それらの成果に基づき、『もう一度読みたい古典文学』というテキストを作成中である。複数のハイビジョンカメラ撮影による能の舞台映像を、同一画面上に複合し、詞章を付したDVDを作成、魅力的な能の紹介教材開発を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
青少年層を中心に、古典嫌い、古典に興味が無い人が激増している昨今、魅力的な古典の授業をできる教師の育成は非常に重要な課題である。計画的教員養成系学部に所属する研究代表者が、学部生・教育学研究科院生・教員として活躍している卒業修了生たちと共同して、古典教育デザイン研究を行ってきた。年二回の大会と会誌『古典教育デザイン』の刊行はその成果であり、現代の教育現場にたいして、重要で有効、かつ魅力的な古典教育への提言を行っていることに、大きな意義がある。 また研究代表者の専門である能楽研究での経験を活用した三面マルチ画像による能・狂言の動画作成は、今後の古典芸能関連教材のあり方への、重要な提案である。
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