研究課題/領域番号 |
16K04677
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
田中 武夫 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (50324174)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 発問 / 思考・判断・表現力 / 英語授業 / 英語で行う英語授業 / 事実発問 / 推論発問 / 評価発問 / アクティブ・ラーニング / アクティブラーニング / 英語 |
研究成果の概要 |
本研究は、英語授業において教師による異なるタイプの発問をいかに連携させれば、生徒の英語による思考力・判断力・表現力を育成することができるかを考察し、教師発問の活用方略について具体的に提案した。具体的には、英語授業を次の5つの領域である「聞く」、「読む」、「話す(やり取り)」、「話す(発表)」、「書く」指導に分け、授業の導入での発問、教科書本文や英文テキストの聞き取りや読み取りにおける事実発問、推論発問、評価発問、そしてスピーキング指導やライティング指導における表現活動までを見据えた発問について具体的に検討し、どのように異なる発問を連携させるべきか発問の活用方略について整理してまとめた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
表面的な理解で終わらせずに、いかに生徒の深い理解を導き、テキスト内容をもとに生徒の意見や考えを英語で表現させるかは、英語授業の課題である。教材内容に生徒を対峙させ思考・判断・表現力の育成を促す発問を教師がどのように作り出せばよいか、その方策を考え提示することは、教師にとって極めて重要である。具体的な発問タイプを区分し、どのように発問を連携させて授業を展開していけばよいかを明らかにすることは、聞く・読む・話す・書くといった4技能のいずれの指導においても応用することのできる、生徒の思考・判断・表現力を促す発問づくりにおける英語教師の支援となるプロセスを具体化し提案することは貢献すると考える。
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