研究課題/領域番号 |
16K04693
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
松本 仁志 広島大学, 教育学研究科, 教授 (40274039)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 筆順 / 筆順史 / 資料化 / データベース / 筆順資料 / 筆順指導史 |
研究成果の概要 |
文献に所収される規範的筆順の歴史的な変遷過程を資料化するために、字種、字体種、筆順種、筆順の表記方法、筆順根拠、筆順の機能性などの筆順変遷に関連する諸要素を踏まえながらどのような観点で資料化を図るかを検討した上で、各要素の組み合わせ方(例えば、各字種における筆順の変遷過程が分かるような、あるいは筆順根拠単位での筆順の変遷過程が分かるような組み合わせ方)を検討しながら、資料化に向けたモデルを作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
筆順の変遷過程の資料化は初めての試みであり、本研究ではそのための条件整備を行いデータ・ベース化への道筋をつけた。資料化が可能になれば、筆順変遷の原理や背景に関するこれまでの仮説的解釈について裏付けを得るとともに、次のような展開が見えてくる。 (1)データ・ベース化が実現すれば、広く漢字圏諸国における筆順史研究の基礎資料として活用され、筆順変遷に関する新たな解釈の可能性も広まる。(2) 資料を活用することで、学校教育における教条化した筆順指導を見直し、筆順の効果や意義への理解を踏まえた指導の開発につながると考える。
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