研究課題/領域番号 |
16K04694
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
阿濱 茂樹 山口大学, 教育学部, 准教授 (00361973)
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研究分担者 |
鷹岡 亮 山口大学, 教育学部, 教授 (10293135)
村田 育也 福岡教育大学, 大学院教育学研究科, 教授 (80322866)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 教科教育 / 知的財産 / 学習モデル / 教材開発 / 教育実践 / 知的財産教育 / 学校教育 / 内的状態 / 創造性教育 / ものづくり教育 |
研究成果の概要 |
知的財産教育に関する学習者の内的状態を把握するために中学生を対象にした意識調査を実施し,知的財産に対する知識や意識の関連について分析を行った。その結果を踏まえ,他者と協働しながら問題解決に取り組む学習を重点的に行う学習モデルの提案を行った。平行して実施した学習教材の開発では,身近な知的財産である文房具や日用品が開発される過程で生まれたアイディアに共感し,敬意を払いながら利用するとともに,新たな改良点を見つけ,価値を創造する態度を養う要素を盛り込んだ。 また,開発した教材を用いた教育実践の効果を検証するために,ルーブリックの作成を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
知識基盤社会を生きる児童・生徒にとって,新しい技術や価値を自ら創出しようとするイノベーションマインドを身につける学習は不可欠である。そのためには知的財産を身近なものとしてとらえ,関係する制度を正確に理解し,これらを適切に扱うための知識についての教育が必要である。平成29年・30年改訂の学習指導要領では中学校技術・家庭科をはじめ多くの教科・領域で知的財産について学習する機会が設けられた。 そうした中で,効果的な学習指導を行うために児童・生徒の興味・関心等について理解し,学習方法を検討する必要がある。本研究では,学習者理解を通した学習モデルの提案を試み,教材開発や教育実践を行った。
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