研究課題/領域番号 |
16K04695
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 京都女子大学 |
研究代表者 |
坂井 武司 京都女子大学, 発達教育学部, 准教授 (30609342)
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研究分担者 |
廣瀬 隆司 名古屋経済大学, 人間生活科学部教育保育学科, 教授 (50452660)
長谷川 勝久 東洋大学, 文学部, 教授 (80321280)
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研究協力者 |
赤井 秀行
大門 耕平
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 授業実践力 / 授業観察力 / 教員研修 / 児童の学力 / 数学的洞観力 / 授業観察 / クリッカー / 教育学 / 教科教育学 / 算数教育 |
研究成果の概要 |
本研究では,教師の数学的信念に働きかける研修システムの開発および他者評価のための算数授業実践力に関する算数授業観察力の評価尺度の開発を行った。また,算数授業実践力に関する尺度と研修システムを用いた校内研修を実施し,以下の3点が明らかになった。①教師の算数授業実践力の向上に対して,開発した研修システムが有効である。②教師の算数授業実践力の向上が児童の学力の向上に影響する。③算数授業実践力と算数授業観察力は数学に対する価値と関連しながら向上する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,開発した研修システムに基づく校内研修をの実施を通して,その実効性と算数授業実践力と算数授業観察力の向上に対する有効性を実証した。したがって,この研修システムを学校現場にフィードバックすることにより,算数を指導する教員の授業実践力と授業観察力の向上と児童の学力の向上が期待できる。また,開発した算数授業実践力に関する尺度の項目は,授業改善のための視点ともなる。こうした意味において,本研究の成果は社会的意義がある。
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