研究課題/領域番号 |
16K04698
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 椙山女学園大学 |
研究代表者 |
山中 文 椙山女学園大学, 教育学部, 教授 (10210494)
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研究分担者 |
三村 真弓 広島大学, 教育学研究科, 教授 (00372764)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 〔共通事項〕 / 音楽を形づくっている要素 / 音楽の諸要素 / 学習指導要領 / 教育内容 / 資質・能力 / 音楽科 / カリキュラム / 概念 / 〔授業調査〕 / 〔子どもの音楽表現〕 / リズム / リズム指導プラン / 音楽の諸要素と仕組み / 共通事項 / モデルカリキュラム / 授業構成 |
研究成果の概要 |
本研究では、平成20年改訂学習指導要領音楽科に新設された〔共通事項〕に示された音楽の諸要素の学習の段階を明示したモデルカリキュラムの開発に取り組んだ。〔共通事項〕は、平成29年改訂学習指導要領に引き継がれたため、同要領の「資質・能力」の観点と〔共通事項〕の課題を明らかにし、幼児期についてはモデルカリキュラムを開発し、研究協力園で実施した。就学以降においては、平成29年改訂学習指導要領で打ち出された資質・能力の観点から再調整し、モデルカリキュラムを構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
〔共通事項〕は、平成20年改訂学習指導要領に新設され、平成29年改訂学習指導要領に引き継がれているものの、いまだに、その中で取り上げられている「音楽を形づくっている要素」の学習の段階は一般的になっていない。そのような音楽の諸要素に基づくモデルカリキュラムを構築することは、現代的な要請であると言える。指導において「音楽を形づくっている要素」におけるような音楽の諸要素の段階的な概念把握についての共通認識を確立するとともに、子どもたちの生涯にわたる音楽的概念形成とそれらを活用した音楽的見方の確立に寄与すると考えられる。
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