研究課題/領域番号 |
16K04700
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
荒巻 治美 佐賀大学, 教育学部, 准教授 (40315180)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 多文化音楽教育 / 米国 / 教育学 |
研究成果の概要 |
本研究では、多文化音楽教育の形成過程について、米国西部地区に焦点をあてて考察した。西部地区は、その歴史的・地理的条件により、社会的・文化的な多様性をもっていたが、その中でも特に、カリフォルニア州に注目し研究を進めた。州、郡、市、学校、教師などの様々なレベルで開発された教育プログラムなどを発掘・収集し、分析・検討を行った。音楽教育の在り方を多文化教育の視点から考察することによって、米国西部地区における多文化音楽教育の形成過程を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
米国における多文化音楽教育の歴史的展開は、一般に1960年代の公民権運動を起点として研究されてきた。これに対して本研究では、多文化音楽教育の実現にいたる基盤として、その前史に注目する。1910年代から1960年代に至る過程で、社会的・文化的に多様性を獲得していった西部地区を中心として、そこで展開された音楽教育を多文化教育の視点から検討・分析した。
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