研究課題/領域番号 |
16K04701
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
鈴木 慶子 長崎大学, 教育学部, 教授 (40264189)
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研究分担者 |
土山 和久 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (00273821)
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研究協力者 |
Funke Reinold
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 書字 / 作文への接続 / ライプチヒ市の基礎学校 / 革新的な文字教育 / 伝統的な文字教育 / 観察研究の不足(日本) / 書字に関するカリキュラムの再構築 / 内容理解との関係 / 観察研究の不足 / 書字に関する発達 / 板書の視写速度 / メモ活動 / 個人差 / 入門期国語(ドイツ語)教育 / 革新的な取り組み / 伝統的な取り組み / 綴り字 / 正書 / 大量な練習 / 文字言語 / 言語獲得 / 入門期 / ドイツの「書き方」 / 日本の「書くこと」 |
研究成果の概要 |
本研究の成果は、下記の(1)~(3)に整理される。(1)文字言語獲得入門期テキストの比較、(2)文字言語獲得入門期授業の観察[ライプチヒ市の基礎学校]、(3)書字の発達に関する観察[長崎大附属小]。 (1)ドイツのテキストは、「なぞる、書く、描く」に限定されない多様な活動が展開されている。(2)ライプチヒ市の基礎学校では2つのタイプの授業を観察した。一つは伝統的な方法であり、もう一つは革新的な方法である。(3)日本の「書くこと」の教育を改善するために、まずは徹底的に不足している児童の書字の実態を把握する必要がある。その上に立ち、多様な活動に「書く」活動を開いていくとの見解に至った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の「書くこと」は書字・書写(書き方)と作文との2本立てで行われている。しかもそれらは互いに孤立的である。児童にとって、負担の大きい「書くこと」の学習を豊かに実践していくためには早急な改善をし、現在及び将来において求められている汎用的な論理的記述力を身に付けていく必要があるからである。そのためには、幼少期から、「書くこと」が好き、楽しいと感じる子どもを育成していく必要がある。その土台となるのが本研究の成果である。文字学習の入門期において、常識化している取り立て学習やドリル学習も必要であるが、それを行いつつ、実際の言語使用場面を想定した多様な活動に開いていくことができる可能性も見えてきた。
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