研究課題/領域番号 |
16K04712
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 東京純心大学 |
研究代表者 |
秋保 惠子 東京純心大学, 現代文化学部, 准教授 (60712073)
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研究協力者 |
大西 亜里紗 世田谷区立桜小学校, 主任教諭
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 物語創作の言語活動 / 小学校教諭との協働 / 書くこと / 綴方教育 / 大正新教育期 / 奥野庄太郎 / 小学校国語科「書くこと」 / 小学校教員と研究者との協働 / 授業研究 / 小学校国語科 / 「書くこと」の指導 / 教科教育学 / 綴り方教育 / 教育学 / 物語 |
研究成果の概要 |
本研究は、2008年の『小学校学習指導要領』の「国語」において、戦後初めて示された「想像したこと」や「物語」などの創作的文章を書く「言語活動」(本研究においては〈物語創作の言語活動〉と称す)に着目した。〈物語創作の言語活動〉に焦点が当てられるようになった思想的、歴史的背景を探ると共に、実際の小学校における授業を考案し、小学校教諭の協力の下、授業実践を行った。一定の場面展開の手順を示した上で「主人公」を自ら定め、ストーリーを展開する手法を通して、児童が自由に想像力や思考力を働かせている状況を確認することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、国語科の授業において行われる「想像したことを書く」「物語を創作する」言語活動すなわち〈物語創作の言語活動〉について、国語科教育史的に検討することにより、現代の同言語活動の実践の教育的価値を示すことができた。また、その授業実践を提案することによって今後の教育実践に一案を残すと共に、授業を受けた児童にとっても一定の国語科的成長を認めることができたと考える。
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